維持保全業務の適正化

概要

渋谷区にあるテナントビルにおいて、必要となる施設管理業務の洗い出しとそれらのコストの適正化のコンサルティングを行いました。



渋谷区にあるテナントビルでは、オーナー様が、ある部分は不動産会社に、他の部分は、知 り合いにと、いろいろな方にそれぞれの業務を任せている状態でした。そのため、ビルの維 持保全費用がいくらかかっているのか見えないばかりか、実施しなければならない業務が漏 れているかもチェックすることもできない状態でした。

そのため、私たちは、コンサルティ ングの依頼を受けました。まず、私たちは、施設の仕様から必要業務を洗い出し、リスト化 しました。このリストを基に、現状コストを整理することにより、どのような業務にどの程 度のコストが掛かっているのかが明確にしました。

一方で、本来やるべき業務が実施されて いない状況であることも判明しました。この結果を踏まえ、現状の業務仕様を見直してコスト削減を図りながら、本来やるべき業務の仕様を設計しました。その結果、現状実施してい る業務のコストの削減は実現できましたが、トータルコストは従来より上がってしまう提案 となってしまいました。しかしながら、オーナー様とビルの安全性の向上などの重要性に関 する議論を踏まえ、この提案が受け入れられ、私たちのマネジメントのもと、適正化された 維持保全業務が実施されています。

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