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自主管理から業務委託に移行したA管理組合様(その1)

世の中に数多あるマンション。一般的には、複数のオーナーが存在する分譲マンション(区分所有マンション)と一人のオーナーが建物全てを所有しているオーナーマンションに分類されます。前者の分譲マンションには、管理組合の運営支援や共用部の維持保全管理を専門の管理会社に業務委託しているマンションと、管理組合が独力で組織運営や維持保全管理を行っている、いわゆる、自主管理マンションがあります。

昨年、この自主管理から当社への業務委託に移行されたA管理組合様の「事例」をご紹介していきます。

 

この事例のきっかけは、A管理組合様の役員の方が、当社が業務を提供している別のマンションの区分所有者でもあったことから、自主管理から業務委託への移行にあたって、当社にアドバイスを求めたことでした。

 

一般的に、自主管理には、①マンション管理に対する区分所有者の意識・関心が高くなる。②コストを安く抑える事ができる。といったメリットがある一方で、区分所有者による無償での業務が基盤となっているため、③特定の区分所有者の負担が増大する。④専門知識や法改正などの専門情報の入手に手間取るため、適正に効率的に対応することができない、といったデメリットもあります。

 

ヒアリングをしてみると、A管理組合様も、竣工当初は専門の管理会社に委託していたものの、上記①や②を想定して自主管理に移行したところ、実際に自主管理に移行してみると、実際の業務負担の大きさや法律が関連する専門的業務の煩雑さを実感し、将来的な不安を感じられたため、再度、専門の会社へ業務委託することを決議されたとのことでした。この決議にあたっては、区分所有者間で長い期間、多くの話し合いをもったそうです。

 

次回は、この決議をされたA管理組合様とともに、どのように自主管理から業務委託へ移行していったのか、そのプロセスをお話しさせて頂きます。(M・F)
[2013年7月公開]

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