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館内『ウォークスルー』による省エネ案件抽出

私たちのお客さまには、国内に複数の生産拠点を保有している製造業のお客さまがおります。今回は、その拠点ごとにおこなっている省エネ案件の抽出方法の一例についてご紹介します。

 

省エネ提案の対象となるものは、熱源設備などから管球ひとつに至るまでと幅広く、案件によっては、投資回収期間が短期間で済むものから長期に及ぶものまでと様々なケースがあります。

 

初期投資額が高額になると、事前調査から提案書作成までの工数がかかる一方で、実施へのハードルが高いのが実情です。また、補助金などの制度を活用する場合、タイミングによっては活用できないこともあります。

 

さらに、施工会社は、専門知識や提案力はあるものの、お客さまの実情やタイミングとマッチせずに、せっかくの提案書がお蔵入りしてしまうことも少なくありません。

 

そこで、私たちは、様々なミスマッチを最少化し、「提案対実施」率を上げるために、関係者である利用者「お客さま」、マネジメント会社「当社」、パートナー「施工会社」の3者による「館内『ウォークスルー』による省エネ案件抽出」という手法を採用しています。

 

関係者3者で事前に省エネの主テーマを共有した上で、館内を3者にてウォークスルー(巡視)し、省エネ案件を抽出します。つまり、施工会社の「省エネに関する専門知識や提案力」、お客さまの「社内事情」、マネジメント会社の「一元管理をする上での全体最適の視点」をリアルタイムで共有するわけです。これにより、巡視中に現実的な案件のみに絞り込み、ミスマッチ案件を事前にスクリーニングし、「詳細調査→提案書作成→検討→実施」の各ステップの最少化およびムダ取りができるわけです。

 

また、ウォークスルーには、各拠点を熟知しているパートナー(施工会社)を採用することもポイントです。そのために、常日頃、省エネ提案も視野に入れたパートナー選定に尽力しています。

 

私たちは、このようにして抽出した現実的な省エネ案件を、「提案レポート」というものに単年計画、中期計画としてとりまとめ、より効率的に判断ができるようにお客さまに提出しています。(P.V)
[2017年2月公開]

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