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時延型漏電遮断器

私たちがマネジメントする工場の電路を構成する漏電遮断器を遅延型に更新した際の話を紹介します。

 

ブレーカーは大きくは配線用遮断器と漏電遮断器に分類されます。配線用遮断器は電路に定格を超えた電流が流れた際に配線保護のために電路を遮断、漏電遮断器はその機能に加え、漏電が発生した場合にも電路を遮断することが出来る仕様となっています。

 

ブレーカーは生産エリアに電気を供給する為の大事な部品の一つですが、盤内のブレーカーの構成によっては時折厄介な事象が発生します。特定の施設に限ったことではないのですが、工場においてよく見かける分電盤内の構成として、主幹ブレーカーは漏電遮断器、枝のブレーカーは配線用遮断器という私たちからすると、ありがたくない仕様があります。この仕様では、導入コストが低いメリットがありますが、一度漏電が発生すると分電盤内の負荷が全停電となり被害が大きくなるという特徴があります。

 

私たちがマネジメントする工場でも同様の仕様だったのですが、末端の生産設備が全て漏電遮断器付きということで、当初は上記の弊害について特に気にしていませんでした。しばらくして、主幹の漏電遮断器の時限が末端の設備と同じということもあり、末端設備1台が漏電しただけにも関わらず分電盤停電が頻発しました。更に切実な問題だったのが、漏電発生時に別フロアの複数の分電盤の主幹漏電遮断器がトリップするという事象の発生です。

 

そのような経緯で、お客さまから改善策の検討を求められ対応することになったのですが、当初案の枝のブレーカーを全て漏電遮断器という案は、費用が折り合わず却下となりました。
そこで、別の方法の検討を行い、主幹を時延型に変更すれば不具合解消、コスト共条件を満たすのではと考え、仕様を変えて再提案を行い、お客さまから承諾を得て無事完工となりました。

 

時延型漏電遮断器は、漏電検知から遮断まで一定の遅れ時間を持たせたものです。主幹に時延型漏電遮断器を使用することにより、事故回路のみ遮断することが可能となり、他の回路が合わせて遮断されることを防止します。

 

対策の結果、問題を解決したことでお客さまから感謝をいただくことが出来ました。お客さまの事情を良く理解した上で課題解決策を提案することこそ、私たちに与えられた大事な役割であると考えています。(Jiru)
【2023年 8月公開】

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