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複数の課題を解決した給水方式変更工事

2020年12月に、東京都足立区にある築44年の10階建ての区分所有マンションで、給水方式の変更工事を実施しました。

 

当マンションはこれまで高架水槽給水方式を採用しており、年に一度の高架水槽清掃を実施していました。その清掃後の報告書にて、経年劣化により梯子が腐食しとても危険な状態で、高架水槽とともに、交換を提案したことが、本工事提案のきっかけでした。

 

併せて、既存給水方式で使用している加圧ポンプの一般的な修繕周期はおよそ12年~15年と言われている中、当マンションは2006年11月に設置、満14年経過しているため、交換時期に差し掛かっていました。

 

保守点検の指摘および修繕周期を総合的に見たところ、現状の給水設備を維持するための加圧ポンプや高架水槽の交換費用を本工事にあてることができました。それだけでなく、今後の高架水槽清掃時に起こり得る事故や、加圧ポンプの故障リスクを考慮した場合、このタイミングで高架水槽の使用を廃止し、同時に増圧直結給水方式へ変更することに、経済的な優位性があることを主張しました。

 

さらに、当マンションは荒川河川のすぐ近くに立地し、一般のマンションよりも加圧ポンプが低いところに設置されており、2020年9月に発生した台風19号では浸水の危険に晒されていました。そこで、本工事にて増圧ポンプを2階に移設し、浸水リスクを抑えられることを提案したところ、賛同の声が多くあがり、2020年8月に開催された通常総会で可決承認され、2020年12月に増圧直結給水方式工事への施工が完了いたしました。

 

このように、保守点検の指摘事項だけでなく、当該マンションの立地などによる特性を踏まえ、天候被害を含めた複数の課題が解決できたことで、マンション居住者の不安も無くなり、また業務上の安全を確保することができました。お客さまやパートナーの立場に立って、全体最適の観点から課題を解決することも、私たちの役目であると改めて実感しました。(369)

【2021年5月公開】

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