ファシリティマネジメント(施設管理)
に関連する最新情報を
わかりやすくお届けいたします。

OUR SERVICE 

マンションの屋上への立ち入り防止対策

マンションの屋上には、給水設備や共聴設備、エレベーター機械室などの様々な共用設備が設置されています。屋上へ上がる場合には、階段やタラップと呼ばれる特殊な昇降器具を利用するなどマンションの構造によって様々です。多くのマンションでは、安全や防犯の理由から居住者の方が容易に屋上に立ち入ることができない対応をしています。

 

2018年の9月、私たちがマネジメントしている杉並区にある単身者向けの投資用マンションにおいて、通常業務として定期点検・巡回していたところ、屋上に複数の煙草の吸殻が散乱しているのを確認しました。このマンションでも、屋上に通じる階段の手前の扉を施錠し、保守点検を行う作業者など以外は立ち入ることができないようになっています。

 

私たちは、この状況を重く受け止め、本件に関する情報収集にあたったところ、居住者(賃借人)と複数の友人と思われる人たちが、マンションの屋上で大騒ぎをしているという事実を把握しました。その対応として、当該居住者(賃借人)および区分所有者(賃貸人)に対して改善要求をすると共に、施錠されている扉の検証を行いました。

 

その結果、扉の施錠自体は有効に機能しているものの、隣接する手摺り壁に登ると、扉の向こう側に出られることが確認できました。ただし、その際は手摺り壁の外側に身を乗り出す状態となるため、転落する危険性などを考えると常識を逸脱した行動であることが分かります。

 

私たちは、理事役員の方々に対して、管理組合のより確かな安全性や防犯性の確保を最優先に考え、手摺り壁の上部に「立格子」を新設することを提案しました。

 

先述のとおり、投資用マンションという背景から、理事役員は全員が外部所有者でしたので、現地の状況がより詳しく具体的に理解できるような資料作成を心掛けました。

 

その結果、現状を放置した場合の管理組合のリスクを理事役員の方々に理解していただき、2018年度の通常総会において無事「立格子新設工事」の承認を得ることができました。

 

2019年2月には、無事工事が完了し、その後の定例巡回などにおいても屋上への侵入は確認されておりません。

 

私たちは、施設のハード面の維持保全のみならず、日常的な細かな気づきの中からもお客さまが直面すると考えられる課題を予測し、対策を講じていくことが必要であると感じた事案でした。(P.V)

【2020年2月公開】

お問い合わせはお気軽にどうぞ

企業施設、賃貸施設、マンション、公共施設、教育施設などの施設管理業務(主に、運営維持業務)の効率化、コスト削減をご検討の際には、マネジメント業務に特化したアウトソーサーである私たちへお気軽にご相談ください。御社のニーズにあわせたご提案や、成功事例をご紹介します。

お電話でのお問い合わせはこちら 03-6821-0681

施設管理ご担当者様の参考となる資料を豊富にご用意しております。
ご希望の方はこちらからお申し込みください。