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ハト被害対策

ハトは人間の最も身近にいる鳥の一種です。駅や公園で餌をもらおうと人に寄ってくる姿を見ている限り、人懐こくて温和な生き物に見えるかもしれません。

 

ですが実は、ハトはとても厄介な鳥でもあります。ハトの性格には、「場所への執着度が高い」、「根気強い」、「帰巣本能が高い」、「なかなか諦めない」という面があり、一度決めた場所にはしつこく飛来する傾向があります。

 

ハトの一日の行動には、「全体を見渡せる高い場所」、「羽休めをする場所」、「エサを取るために準備する場所」、「巣を作るために準備する場所」、「寝床にする場所」、「特定のエサ場」、「特定の営巣場所」など、同じパターンで必ず同じ場所に止まる動きがあり、フンが自分の行動パターンの目印にもなります。

 

ハトのフンの被害としては、悪臭を放つ、フンの汚れにより美観を損ねる、ダニやゴキブリなどの害虫の発生源となる、アレルギー物質や寄生虫・病原菌を媒介する、フンに含まれる酸成分により金属を腐食させるなど多岐にわたります。

 

私たちがマネジメントしている東京都町田市のある製造業の本社ビルでも、ハト飛来によるフンの被害に悩まされていました。そこで私たちは、専門ノウハウを持つパートナーと連携し、建物近隣の公園や住宅地の生息調査を実施し、さらに敷地内での生息状況やフン被害の状況を調査しました。

 

このような調査の結果、すでにハトが敷地内の一部を寝床として利用し、さらに巣を作っている状態で、安全な場所として執着していると判断できました。この判断から、第一のステップとして、時間をかけてハトを捕獲し、次のステップで、全体を見渡せる高い場所にとまり安全かどうかの判断をするハトの特性から、屋上にハトがとまれないように防鳥ワイヤーを設置する計画としました。

 

まず、建物の2箇所にハト捕獲用のカゴを設置し、エサと囮のハトを利用したトラップを仕掛けます。捕獲には鳥獣保護法により許可申請が必要となりますので、パートナーと連携して適法に対処しました。4ヶ月の時間をかけ、20羽以上のハトの捕獲に成功しました。この場所に執着しているハトを捕獲できたと判断したうえで、次ステップとして屋上に防鳥ワイヤー設置を行いました。設置からの期間がまだ短く、現在、効果検証中ですが、現時点ではハトが飛来している様子はありません。

 

施設で発生するあらゆる問題に対して最適なノウハウを持つパートナーと解決に取り組む、という私たちのマネジメントの一例といえます。(Gt.)

【2019年9月公開】

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