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応急手当奨励制度

応急手当は、事故による怪我や急な病気の発生があった際にその場所に居合わせた人々が、救急車が到着するまで、または充分な治療ができる施設に収容するまでの間に救命のために行う適切な処置のことです。初期の対応により、生命が左右されることが多いため、応急手当はとても重要な行動であることが言えます。

 

こうした応急手当ですが、実際に行う機会も少ないため、手当の方法を的確に把握できている人はそう多くはいないのではないでしょうか。しかしながら、いつ、どこで必要となるかわからないものであり、特に、不特定多数の人が多く集まり、利用する場所においては、万が一の事態に備えて応急手当方法を身につけておくことが期待されます。また多くの人が集まる事業所、商店街、地域などにおいては応急救護体制を整えておくことも必要となります。

 

そこで、東京消防庁では、応急手当に対する認識を高めるべく、事業所、商店街、地域など様々な組織において有効な応急救護体制づくりができるよう普及に努めており、救命講習に対する積極的な取り組みを奨励しています。その一環として、応急手当の普及に関して、消防署長が救命講習受講優良証の交付を行っています。交付の条件は2つほどあり、まず1つ目が「事業所や商店街、地域等で、救命講習の普及を推進する人(応急手当普及員など)が養成され、救命講習の普及に活用されていること。 」が挙げられます。そして2つ目として「交付対象毎に、総数(従業員数等)の30%以上が、有効期限内にある救命講習修了者である。」ことが条件となります。

 

多様なファシリティをマネジメントしている私たちは、社員全員に対して救命講習の受講を義務付けており、現在においては、ほぼ100%の社員が救命技能認定証を所持しています。このことにより、万が一の時、お客さまの施設に設置されているAEDを私たちが使用できる体制となっています。

 

このような活動を継続したことにより、上記に挙げた救命講習受講優良証の交付条件を満たし、2017年6月に日本橋消防署より救命講習受講優良証を授与され、「応急手当奨励事業所」として東京消防庁より認定されました。その証として、本社オフィスに救命講習受講優良証を掲示し、名刺には優良マークを掲げています。(えくぼ)
[2018年8月公開]

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