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BRINGプロジェクトへの参加

皆さんは着られなくなった衣服が手元にある時、どのようにしていますでしょうか。ここ最近ではインターネットのフリーマーケットアプリが急激に普及していることもあり、ネットで売るという方もいることでしょう。また、他の人に譲っているという方や自身でリメイクをして別の使い道をしていという方もいるかも知れません。しかしながら、最終的には捨てられてしまうということがほとんどではないかと推察します。

 

世界のファッション産業では、年間9,200万トンのごみが生まれていると言われています。流行が目まぐるしく移り変わる中、新しい衣服が次から次へと世間に出てきますが、購入されない衣服や不要となった衣服はごみとして廃棄されています。

 

世界中で環境問題が喫緊の課題となっている今日において、このようにごみが多く排出されることは決して望ましいことではありません。そこで、今回紹介するのが「BRINGプロジェクト」と呼ばれる活動です。

 

「BRINGプロジェクト」とは、繊維製品をリサイクルするために、様々な企業同士が連携し、お客さまと一緒になって取り組むプロジェクトです。 リサイクルをしたいと考えている人、そしてリサイクルをしたいと考えている企業をつなぎ、リサイクル活動を広めています。実際の方法として、プロジェクトに参加している企業の店舗などに、利用客が使用しなくなった繊維製品を持ち込み、回収を行います。回収をしたもののうち、まだ使用できるものについては寄付やリユースを行い、使用できなくなってしまった物は衣服のポリエステル原料や自動車内装材などにリサイクルします。大手のアパレルメーカーや雑貨屋などがこのプロジェクトに賛同し、各店舗にて回収を行っています。

 

このプロジェクトは、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の17の目標にも該当するともいえます。ポリエステルの再資源化として環境の側面へ貢献をしていますが、これは商品を作る側、購入者である使う側の両者の責任としての果たすべき役割でもあると言えます。

 

私たちもこのプロジェクトを知り、何か貢献できるのではと考え、業務で使用し、劣化してしまったユニフォームを回収してもらっています。これからもこのプロジェクトを通して、SDGsの実現に寄与していきます。(えくぼ)

 

【2020年12月公開】

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