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プラスチックごみ問題

環境問題は、長年、地球的規模で重大で解決すべき課題として認識され続けています。その中でも海洋汚染の原因となっているプラスチックごみ問題がここ数年注目を集めています。

 

プラスチックごみが問題となっている原因は、大きく分けて2点あります。まず1点目として、プラスチックの主原料である石油が空気汚染、水質汚染、土壌汚染を引き起こしていることが挙げられます。また、2点目としてプラスチック製品自体が分解されにくいことが挙げられます。これらの要因により、環境においてプラスチックが累積され続け、自然や様々な生態系への悪影響が懸念されています。

 

日本は、一人あたりの使い捨てプラスチック廃棄量が世界で2番目に多く、大量のプラスチックごみを海外に輸出していました。そのほとんどが中国へ輸出されていましたが、中国側が日本のごみの輸入を禁止したこともあり、自国内での廃棄が余儀なくされています。これにより、最終処分場の限界なども問題となっています。

 

これに対し、様々な企業が対策案を講じています。例えば、大手洋服メーカーではショップ袋をプラスチック製から紙製にする、または有料化することでプラスチック袋の消費を抑えています。また、大手コンビニエンスストアでは、おにぎりの包装紙を植物由来の原料へと変更する計画もあります。他にも、ストローをプラスチック製から紙製へと変更した飲食店もあります。この取り組みは私たちも行っており、お客さまが来客された際には紙製のストローにて飲み物を提供しています。

 

先般大阪にて開催されたG20でもプラスチックごみ問題は喫緊の課題として挙げられており、新たな汚染を2050年までにゼロにすることを目指す「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」への賛同を、G20以外の国にも呼びかけることとしています。

 

環境問題は大きな社会問題の一つですが、一人ひとりが意識を少しずつ変えることで解決へとつながっていくかもしれません。(えくぼ)

【2019年7月記載】

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