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健康経営

「健康経営」という言葉をご存知でしょうか。「健康経営」とは、企業が従業員の健康管理を経営的視点からとらえ、戦略的に実践する経営手法の一つです。

 

近年、この「健康経営」が大きな注目を浴びています。なぜならば、企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面において大きな成果が得られると考えられているからです。従業員の健康管理や健康づくりを促進することによって、病気になるリスクの回避、生産性の向上、創造性の向上が期待できることや、企業イメージの向上にもつながる点からも導入を検討している企業は増えてきています。

 

政府としても「健康経営」を推奨しており、優良な推進を行っている企業には経済産業省にて設けている認定制度の対象となります。東京証券取引所の上場会社の中から「健康経営」に優れた企業を選定する「健康経営銘柄」、健康経営に取り組む優良な法人を健康経営優良法人として認定する「健康経営優良法人」があります。また、上場していない企業にもスポットを当てるため2020年までに「健康経営優良法人」の大規模部門で500社を認定するという「健康経営優良法人ホワイト500」を方針として決めています。認定されている大手住宅総合機器メーカーでは、体力測定会やウォーキング大会などを実施しています。また、大手コンビニエンスストアでは自発的な健康管理を促進する活動を行っています。「健康経営」に積極的に取り組み、目に見える数値として結果を残している企業が多くあります。

 

私たちも昨年度より、ICT技術を活用し個人の生涯にわたる健康データを銀行口座のように管理・活用するためのプラットフォームと健康増進のための各種プログラムを提供するヘルスグリッド株式会社様のサービスを導入し、自社にて「健康経営」の実践を行っています。社員の運動習慣に関する調査を行った上で、健康増進のためのプログラムを開発しました。具体的には、月1回の朝礼の際に簡単な運動の実施、年に数回運動能力の測定をする機会である「測定会」というイベントの開催などを行いました。「測定会」においては、成績が良かった社員を表彰するなど、楽しみながら運動習慣をつけるきっかけをつくる工夫を行っています。さらに、今年度は、歩く習慣をつけるきっかけづくりとして、「歩数チャレンジ」と称しある期間の歩数をスマートフォンのアプリで自動集計し、その結果に基づいて、表彰するイベントも計画しています。

 

従業員は企業にとって大事な経営資源であり、働く人々が健康でなければ成果も出せません。「健康経営」は、すべての企業にとって、優先順位の高いテーマになっているといえます。(えくぼ)

【2019年4月記載】

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